洗濯槽の汚れに関する常識と「やってはいけないこと」とは?
春の足音が聞こえ始めた今日この頃、「そろそろ春物の準備をしないと」と考えている方も多いかもしれません。気持ちよく衣替えをするには洗濯が欠かせませんが、洗濯機そのものが汚れていてはせっかくの洗濯が台無しです。カビが原因で不快な臭いが付いてしまうことも考えられます。
そこで使うのが洗濯槽クリーナー。しかし、「適当に市販の洗濯槽クリーナーを使っておけば大丈夫」というわけではありません。洗濯槽クリーナーの選び方については以前の記事「洗濯槽クリーナーを使えばきれいになる」は大間違い?でご紹介しましたが、今回は洗濯機洗浄の常識と、「カビ予防のための注意点」についてお話したいと思います。正しい掃除で洗濯槽のカビを予防し、きれいな衣類で気持ちよく春を迎えましょう。
あなたはどう?調査から見える真実
洗濯槽クリーナーを使ったことのある方は多いと思いますが、「効果があった!」と実感できず「気休め程度」というケースも少なくないようです。2013年にシャボン玉石けん株式会社が行った調査によれば、約45%の人が洗濯槽クリーナーの効果を実感できていないとのこと。お金をかけてやっていることなのに、これでは「損した気持ち」になってしまいますね。
洗濯槽の洗浄を適正な頻度で行わない人が約7割!
なぜ洗濯槽クリーナーを使っても効果を実感できないのでしょうか?その原因はさまざまですが、特に注目すべきは「使用頻度」です。洗濯槽クリーナーは2~3ヶ月に一度の使用が適切とされていますが、先ほどの調査によれば、69.3%の人がそれより少ない頻度でしか使用していません。それでは十分に洗濯槽をクリーニングできず、カビや汚れが残ってしまうというわけです。
長年たまった汚れには逆効果になることも
ハウスクリーニングのプロの立場から本音を言うと、数年放置して溜まったカビに洗濯槽クリーナーを使用するのは逆効果です。大量のカビは一度に落としきれないばかりか、中途半端にはがれてその後の洗濯でどんどん出てきてしまいます。結果として、「洗濯しても衣服にカビが付いてしまう」という状態が続くことになるのです。
市販の洗濯層クリーナーは、「洗濯機を新品で買ってから短いスパンで使い続けていればそれなりの効果はある」というのが実際のところ。長年カビを溜めてしまった場合、プロの手による分解洗浄を行って新品同然のきれいな状態に戻すのが適切です。
徹底したい洗濯機のカビ対策
カビを掃除するのも大切ですが、そもそも洗濯機にカビが発生しないよう予防することも必要です。日ごろから洗濯機のカビ対策を心がけましょう。
洗濯機の中に洗濯物を保管しない
カビ発生の最大の要因は湿気です。洗濯機の中に湿気を溜めないよう、洗濯機の中はできるだけ空っぽの状態にしましょう。衣服は洗濯後にすぐ取り出すようにし、洗濯前も汗や雨などで濡れた服を放り込んでおかないよう気を付けたいところです。また、できるだけ洗濯機のふたを開けて湿気を逃がしてください。近くに除湿機を置くのも効果的です。
一度に「大量洗い」をしない
「洗濯物がある程度溜まってからまとめて洗濯する」という場合には、溜めすぎないように注意が必要です。一度にあまりたくさんの洗濯物を入れるとすすぎの効率が落ち、カビが衣類にうつってしまう可能性が高くなります。また、洗剤がうまく全体に行き渡らなかったり、汚れがきちんと落とせなくなったりもします。洗濯機の7割程度が、一度に入れる衣服の量の目安です。
洗濯ネットも干して乾燥させる
下着や靴下などを入れる洗濯ネットも、カビの繁殖に要注意です。洗濯した後は洗濯物と一緒に干すように心がけましょう。干していないネットは、干した場合に比べて1万から10万倍の菌が付着しているとも言われます。
溜まった汚れはプロの手による「分解洗浄」で!
先ほども述べましたが、洗濯槽クリーナーを使う頻度は「1~2ヶ月に一度」が目安です。それも新品の状態からの話なので、間隔が開いてしまった場合は大量にたまったカビを一度に落とせる「分解洗浄」をご検討ください。
神奈川県川崎市・横浜市でハウスクリーニングを手がけるアイ・クリーンサービスでも、洗濯機の分解洗浄を承っています。まずはご相談だけでも、ぜひご連絡ください。
※ドラム式洗濯機には対応しておりませんのでご注意ください
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