ワックスやカーペットには要注意?4つの床の「材質別」掃除方法
家族が生活することで、次第に汚れていく床。今回は、「カーペット・畳・クッションフロア(化学床材)・フローリング」という4つの材質別に、それぞれの床に適した掃除方法をご紹介します。床の材質によって、掃除する際の注意点は異なってきます。カーテンやクッションカバーのように簡単に交換するわけにはいきませんが、ちょっとした床掃除のコツを身に付けるだけで毎日を気持ちよく過ごせるようになるはずです。
さらに、見た目が良くなるために使用されることの多い「ワックス」の落とし穴についてもお話ししていきます。
4つの材質別・注意すべきポイントと掃除方法
床掃除を始める前に、まず床にどんな素材が使われているかをチェックしましょう。材質に適さない道具を使用したり、掃除方法を誤ったりすると床を傷付けてしまう恐れもあります。さっそく4つの材質別に、具体的な掃除方法と注意すべきポイントについて見ていきましょう。以下の掃除方法については、まず目立たないところで試してから実践してみてください。
カーペット
カーペットは、繊維に髪の毛や食べ物のカスなどが入り込みやすいのが特徴です。「ダニのマンション」になりやすく、特に要注意なのがふわふわとした毛足の長いタイプのカーペット。フローリングよりもこまめに掃除機をかけるようにし、ダニのエサとなる食べ物のカスや埃を溜めないようにすることが大事です。重曹をまいて半日ほど放置した後に掃除機で吸い込むと、臭いも取れてダニ退治もできるので効果的です。
畳
最近は、イグサと麻で編んでいる畳だけでなく、パルプや化学繊維を使用して編んでいる畳もあります。いずれにしても畳は水分を嫌うため、掃除には乾いた雑巾を使用しましょう。掃除機をかける場合も雑巾で拭き掃除する場合も畳の目に沿って行い、畳表が傷付かないようにする必要があります。
クッションフロア(化学床材)
弾力性に優れたビニール製のシート状床材である「クッションフロア」。から拭き用のフローリングシートでゴミを取ったら、掃除機でさらに細かいゴミを吸い取りましょう。先に掃除機をかけないのは、埃を巻き上げないようにするためです。その後、水2リットルに対して中性洗剤を小さじ1杯程度の割合で薄めたもので拭き、仕上げの水拭きをします。
フローリング
フローリングには「ノンワックス仕様」と「ワックス仕様」の2種類があります。築年数が浅い分譲住宅マンションなどは、ほとんどがノンワックス仕様。ノンワックス仕様の床は、スチームを用いながら中性または弱アルカリ性の洗剤を薄めたもので掃除すると汚れが落ち、殺菌もできます。ワックス仕様の床をクリーニングする場合は、ワックスを剥がしてから塗り直す必要があるケースもあります。
フローリングの掃除方法や掃除する際の注意点については、こちらもご覧ください。
ワックスは危険と隣り合わせって本当?
木材の保護、美観の向上、スリップ性の減少などの理由から、フローリングやクッションフロアなどに使用されるワックス。しかしワックスの表面は傷が付きやすく、そこから雑菌が入りやすい(しかも一度入り込んだ雑菌はなかなか取り除くことが難しい)ため、健康面では注意が必要だと言えます。ワックスは雑菌の棲み家になる可能性がある――ということを覚えておきましょう。
神奈川県川崎市・横浜市でハウスクリーニングを手がけるアイ・クリーンサービスでは、本格的な床掃除だけでなく、殺菌・防カビ効果に優れたナノ銀コーティングも行っています(ナノ銀を含むウレタン塗料はワックスの上からは使用できないため、ワックスを剥離してからコーティングをします)。ご興味がある方は一度ご相談ください。
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